クラウンアスリートHV S21その2

クラウンアスリートHV S21のロードノイズ対策&スピーカー交換その2

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クラウンアスリートHV S21のロードノイズ対策&スピーカー交換その1のつづき

 

 

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ドアのデッドニングはプランCなので上部まで吸音材を貼っておりませんがスピーカーの音質及びロードノイズの低減に関しては申し分ないです。

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 スピーカーのバッフルボードはベースが高密度MDF、バッフル面がバーチ材を貼り合わせて製作。
最後に三か所へ鬼目ナットを打ち込んで完成です。
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インナーパネルの段差を埋めるためにワッシャーを噛ませます。

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次に面固定のためにシーラーを塗ります。
シーラーの量はエア漏れが起きなければいいので、出来るだけ少なめに塗ってバッフルボードとインナーパネルが密着するようにしてください。
塗り過ぎるとシーラーがクッション材代わりになってしまい、低音域のタイト感が失われてしまうのでご注意ください。

 

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雨傘を取り付けてバッフルボードの装着は完了です。 これで面固定となり,音離れも良くなります。

 

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費用を抑えるためにミッドウーファーは付属のコイルをそのまま使います。

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緩衝材には10mm厚の吸音ウレタンフォームを貼れば完璧!
無論 ドアトリム側のスピーカー穴周りの枠をある程度切り取って合わせています。つまり出来るだけスピーカーをせり出させている訳です。

 

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ツィーターについてはコンデンサだけ交換して6dB/octスロープのままですが、カットオフ値は変えています。

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リアドア(比較的安価なプランC)の仕様

 

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御覧の部分へ吸音材を貼る場合には制振調整してからガラスレールより後方へ貼ってください

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これで車室内の作業は完了です。

「スピーカー交換」
センターSPを残してフロント2wayを交換
・スピーカーユニット 22,000
・バッフルボード 12,000
・ショートパーツ —-
・セットアップ 8,600
———————————–
小計 42,600
 
「ドアのデッドニング調整」
・フロントドア(プランC) 47,300
・リアドア(プランC) 36,900
———————————–
小計 84,200
 
 
カーオーディオは走行中にボリュームを1ステップでも下げて聴ければ、それだけアンプへの負荷が軽減でき
音質もそれなりに良くなりますし、長時間聴いても音質劣化が少なくなるというもの。そのためには必ずドアのデッドニング調整が必要となります。これについてはバスレフBOXに入った小口径スピーカーも同じです。
 
ホームオーディオ用のエンクロージャーならハッキリとバックロードホーン、バスレフ、シールド、などのタイプに分かれますが殆どの車両は雨水や洗車水などがドア内へ入り込むので密閉空間では無いことを誰もが分かるとおもいます。
つまり車のドアの場合には「無限バッフル」に近いもの(バスレフとは違います)と考えて対策をするべきです。
走行中はタイヤ騒音がドア内へ入り込み、それがサッシュ周りや水切りモールなどから車室内へ入り込むので いくらドアトリムとインナーパネル間をデッドニングしてもタイヤ騒音のレベルが下がり切りません。。
今のところ有効対策としてはアウター、インナー間の吸音だとおもわれます。
保水力の大きい吸音材は対策には不向きなのでプロファイル加工(凹凸型)で低保水性のモノを選択してください。
 
なかにはスピーカー背面周りに余計な吸音材をたくさん貼るべきではないと言う方もおりますが、コンペ出場がメインの車ならそれでいいのかもしれませんが、殆どの方が走行中に良い音で音楽を楽しみたいとおもうはずなので制振と吸音のバランスを考えながら重量増しを出来るだけ抑えながらコスパの良い対策をしてください。
 
まぁ余談ですが僕ならリーズナブルな価格のオーディオシステム、例えば30万円ぐらいのユニットで走行中は50万円オーバーのオーディオシステムに負けないぐらいの良音を出します!たぶん
 
 
 
 

その3へつづく

 

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